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2019年10月23日 [FAQ]

同じ処方薬でも薬局によって値段は違う?

病院通いを続けていて、毎回お薬を処方されていれば、ジェネリック医薬品なら安い価格で購入できることはかなり前から承知していました。
しかし、それ以外にも利用する薬局によってお薬の値段が変わってくることは知らなくて、先日診察を受けるために長い時間待たされている時に、最近知り合いになった同じ科の患者さん2人といろいろな病気トークをしていると、大体同じ症状で、服用しているお薬も似ているのですが、利用している門前薬局も違っていて、2人とも自分が利用した薬局を選んで理由は、同じ処方箋でも薬局によって薬の値段が違うからと言っていました。
私はただ病院から一番近くて、規模も一番大きかったから、現在利用している薬局を選んだわけですが、恥ずかしくてそのことは言えなくて、黙って2人の話を聞いていると、どうやら薬局にもいろいろ種類があって、それによってもお薬の値段も違うという内容だったような気がします。
これまでいろいろ知らないことがあって驚いたわけですが、素人にも分かりやすく、薬局によって値段が違う理由と、薬局の種類などを教えて欲しいので、どうぞよろしくお願いいたします。


回答

薬局によって調剤基本料などが異なるので注意しましょう。


まず薬局の種類ですが、病院の中にある「院内薬局」、病院の敷地内にあるけど病院が運営していない「門内薬局」、あなたが利用している「門前薬局」、そしてそれ以外の「一般薬局」の4つに分かれます。
利用する薬局によって、同じ処方箋でも支払うお薬代は変わってきます。
医薬品の値段自体は、どこで購入する場合も同じですが、例えばお薬代に加算される「調剤基本料」は、病院から遠くなるほど高くなります。
したがって、病院の中にある「院内薬局」の調剤基本料が最も安くなります。
またその他の3つの院外薬局は、立地以外にも規模によって調剤基本料が変わってきます。
最も高額なのは、個人経営の一般薬局で、一度だけの利用では大きな差が出ないとしても、病院通いをしている方たちなら、1年で数千円の違いが生じ、5年、10年と年数を重ねれば、かなりの差が出てくることは言うまでもないでしょう。
病院で診察を受ける時同様に、時間外や深夜や休日に薬局を利用すれば、お薬代は高くなりますし、気づいていない方も多いようですが、お薬手帳を所持していなければ、数十円の違いですが、料金は高くなってしまいますので、病院に行く際には必ず持参しましょう。

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