業者選びに役に立つ病院・薬局に関連した業者をご紹介します。

以前、ひどい吹き出物が出た時にレディースクリニックに通っていました。その時に処方してもらっていた吹き出物用の飲み薬と塗り薬が自分に合っていて、吹き出物がおさまるのが早く、跡も残らなかったので気に入っていました。最近、また吹き出物が出るようになったのですが、仕事が忙しく、クリニックへ行く時間がありません。会社からも自宅からも遠いので、時間を設けないといけない場所です。これまで処方してもらった薬が欲しいのですが、調剤薬局で買うことは出来ますか？お薬手帳もあります。

調剤薬局では処方箋なしに薬を購入することは出来ません

お薬には一般の薬局で扱う、「一般用医薬品」と医師の診断が必要で患者の症状に適した薬を処方し、薬剤師が薬の飲み合わせなどがないか安全を確かめた上で調剤する「医療用医薬品」があります。最近は、この医療用医薬品の一部の薬を処方箋なしで販売している薬局が出ています。処方箋がないため健康保険が適用されず全額自己負担となりますが、自分の症状を把握している人が病院に通う時間と手間を省きたい理由などで利用しているとのことです。元々は、災害で受診が困難な状況や、やむを得ない事情がある場合において販売が禁じられていないことが始まりであるとのこと。これらはインターネット販売は禁止されていますので、国内でも大都市のわずかな薬局でのみ販売されています。違法ではないので、今後は増えていくのではないでしょうか。しかし、これに対して反発の考えもあり、医療機関においては、医師の診断に基づいて使われるべきで、処方箋による販売が原則とするとの声が強いです。
薬は現状の回復を促すものであり、その安全性と適性を判断するのが医師だからです。仮に状態が悪化するようなことがある場合、深刻な問題となるでしょう。また、お薬手帳に記載があっても、処方箋が必要な薬の場合は処方箋なしでは薬を出してくれません。
お薬手帳は使っている薬の作用が重複していないか、飲み合わせが悪い薬がないかを確認やすくしているものです。病状によっては診察はしなくても処方箋だけを書いてくれる場合もありますので、クリニックに聞いてみてはいかがでしょうか？
そして、前回処方された薬が一般の薬局で売っている場合もありますので、その場合は処方箋なしで購入できます。薬局に聞いてみるとよいでしょう。