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2019年06月14日 [FAQ]

薬局で買える医薬部外品とはなんですか?

薬局に行くといろいろな医薬品が扱われているのですが、その中には医薬部外品というものがあることを知って、実際に興味を持ちました。
そこで、医薬部外品とはほかの医薬品とはどういった点が異なっており、どんなメリットがあるのか詳しく教えてください。

回答

通常の医薬品より効果が小さく安全性の高いものが医薬部外品


日本では薬事法によって医薬品と医薬部外品というものが定められており、医薬品については医師が処方箋を出して薬剤師に調剤をしてもらい、薬の扱い方の説明を受けてからもらうことができるものであり、一方、医薬部外品はもっと規制がゆるくて気軽に購入できる医薬品となっています。
医薬品にはどのようなものにも副作用が存在しているのですが、医薬部外品については人体の影響が比較的緩和なものとなっており、医師や薬剤師を介さないでも購入することができるとされています。
たとえば、薬用石鹸や薬用ハミガキといったものの中には医薬部外品とされているものがあり、これらは普通のスーパーでも売られているものであり、レジに持っていけば何の注意も受けずに買うことができるのです。
医薬部外品には有効成分が一定の濃度によって配合されているのですが、治療を目的としたものではなく、あくまでも症状が出るのを防止したり衛生環境を高めたりすることを目的としたものとなっています。
医薬部外品は医薬品と化粧品の中間に位置するものとされており、さまざまなタイプの商品が含まれていて、その中には殺虫剤や毛髪用剤、浴用剤などもあります。
医薬部外品については承認と許可を得ることが必要なのですが、販売は自由とされているため、普通の医薬品とは異なっており、薬局やドラッグストア以外でも扱われているのです。
ただし、医薬部外品は安全性が高いのですがあまり大きな効果を期待できるものではなく、具体的な症状の治療を目的としているのであれば、やはり医薬品を入手して使ったほうが大きな効果を期待できるでしょう。
もちろん、医薬部外品だけでも肌荒れや乾燥肌などで症状の比較的軽いものについては改善できる可能性もあるのですが、もっと重い病気が関わっているものについては、医薬部外品では限界があるため、きちんと病院で診断を受けて、適切な治療を提案してもらい、処方箋をもらって薬局で医薬品を入手したほうがよいです。
医薬部外品として指定されるものや範囲については、規制の内容が変わっていくため、その時点においてどのような法規制がされていて、どういう扱いを受けているのか調べておくことは大切です。

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